読みものArticle
スイフト・スポーツ。
龍神に走った時の足はスイフト・スポーツです。普段は次男が中心に使っているので、私は久し振りにハンドルを握ります。龍神には秋津からの虎ヶ峰越えと中辺路経由がありますが、今回は少し遠回りして道が広くて走りやすい中辺路経由の道を選びました。この道は坂もカーブもそんなに急ではなくて楽しむにはちょうど良い。
こんな道だとスイフト・スポーツは本領を発揮します。1トンを切る車重に140馬力・23.4kg・mの力持ちエンジン。走り出すと力は充分(以上かも?)面白いように加速していきます。ハンドリングは今時珍しいくらいにFF(前輪駆動車)の癖を残した設定。アクセルを気持ち良く踏んでしまうと、多少暴れ気味の前輪がドンドン車体を引っ張っていきます。この時にはハンドルもあまり効かない印象。セオリーに従って、前荷重を残すことを意識しながらコーナリング。後ろの内輪タイヤも素直に付いてきますが、早くにアクセルを開けすぎると前輪が外側に膨らんでいきそうな挙動です。
こんなにスポーツでも乗り心地は快適です。もちろんスポーツ車ですから、少しぐらいサスは硬いのですが、ゴツゴツ突き上げられることなどありません。むしろ、こんなに気持ち良く走ってこの乗り心地なら御の字・・・と思えるほど。久し振りのスイフト・スポーツのドライブを充分に堪能しました。