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雑賀崎漁港 ここでは初めてのスズキ。
雑賀崎には数十隻の船がいますが、必ず伺うのが浜丸です。漁港に到着すると、なにはともあれまず浜丸に顔を出して、イカ・タコ・石鯛はないですか・・・と尋ねます。コウイカは大体ありますし、アオリイカも最近出てきました、でもタコと石鯛にはほとんどお眼にかかれていません。

タコや石鯛がない時には、何か変わった魚はないか・・・と尋ねます。そうして今回見つけたのがスズキです。隣のチダイが結構大きかったのでそんなに大きくは見えませんが、これでも60センチほどはあります。
スズキは家に帰ってから早速さばき、頭やあらは塩焼きやあら炊きで、身は次の日とその次の日に刺身と薄造りでいただきました。白身の魚はアジやサバとは違い、シメてすぐでは身が固すぎるし味わいが単調です。最低でもさばき処理をしてから24時間ぐらいは置いておいた方が良いように思います。待った甲斐あってかとっても美味しくいただきました。

イカはどんなにしても美味い・・・これがうちの家族の共通認識です。冷凍にも強いですから、一度に複数枚買っても困ることはありません。今回は大きめのコウイカを2枚手に入れました。前のも2枚残っていましたから都合4枚冷蔵庫には入っています。
イカはコウイカもアオリイカもほとんど刺身でいただきます。足などはてんぷらが多いです。このところはうちの家のマイブームでピザのトッピングとしても活躍しています。骨と内臓、くちばしと目玉以外はすべていただきます。やはり、どんなに調理しても美味しいです。足赤エビは半分ほど刺身と焼き物でいただき、残りは冷凍しました。後々お鍋か何かでいただきます。

今回の雑賀崎ではクルマの多さに驚きました。止めるところなどなく、場所を探すだけで30分ほどもかかりました。なんでも祭りか何かでしばらく出港してなかったらしく、ちょうど私たちも込み合う日にかち合ってしまったのです。
こんなこともあろうかと、いつもはできるだけ平日に行ってたのに、この日に限って都合が付かず、世間がお休みの日に行ってしまうとこの有様です。活況で良い・・・と言えばそうですが、私は賑わいよりもゆっくりと買い物を楽しみたいです。