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雑賀崎漁港 久しぶりな気がします。
このところ雑賀崎はずいぶんご無沙汰しているように感じる・・・などと言っていたら、毎回こんなに買ってくるんだから2週間や3週間は間が開いても良いようなものでしょう・・・と奥さんから鋭い突込みが入ります。まあ~、そういうこともあるかも。
今回の目玉は今が旬のカンパチの幼魚のシオ。幼魚とは言っても結構な大きさで、これで40センチぐらいはあります。この魚は刺身にしても焼いてもどんなにして食べても美味しい。今回我が家では刺身にして、頭や骨廻りなどは塩焼きにして食べます。
次にハゲ(たぶんウマズラ)。こちらも30センチは超えていそうです。見た目はもう一つでもハゲの類はいろいろに料理できて、いろいろに美味しい。まずは薄造りにしてモミジおろしとポン酢でいただいて、頭や骨廻りなどのアラは煮付けてもらいました。
続いてはコウイカ。最近までイカの類は、赤イカやヒイカなどの小さなものばかりでしたが、やっとこの頃になってコウイカが出始めました。しかし、刺身になりそうな大きさのものはまだまだ珍しい。
どんなものが欲しいの・・・とお店の方に聞かれて、イカとタコと石鯛・・・と、このところ毎回答えています。しかし、なかなかどれもないことが多かったのですが、最近やっとコウイカのそこそこの大きさのやつが出始めました。アオリイカはまだのようです。石鯛は小さな宝くじに当たるぐらいの確率でしか手に入りません。
イカは取り合えず冷凍庫に入れます。魚と一緒に一度に捌いてしまうには買ってくる量が多すぎるのと、万が一のアニサキスが心配だからです。エビ・イカ・タコには、買ってすぐに下処理しなくてもとりあえず冷凍庫に・・・という手軽さがあるので助かります。
他に手の平大のマダイが12枚、ヘダイが5枚・・・これらは帰るとすぐに開いて一夜干しにします。ちゃんとしたおかずにもなるし、小腹が空いた時のお茶漬けサラサラのお供にも良いです。
そうそう、雑賀崎は少し前から冬時間になりましたので、販売が午後7時から午後3時に変更になっています。ただし、午後1時には現場にいないと目当ての物はなかなか手に入りません。会計を済ませて手元に魚が届くのが午後3時・・・ということですのでお気をつけて。