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ブドウとカボチャ。

春にはトウモロコシ、夏にはブドウ、毎週末には雑賀崎漁港・・・と、このところなんだか自分たちの行動パターンが決まってきてしまったように感じます。まあ、どれも美味しいものばかりですから特に不満ということはないのですが・・・。

この度伺ったのは、和歌山では珍しいブドウ園、田辺市稲荷にある紀南観光ブドウ園さん。毎年伺うものですから(買う量は大したことないんですけど)発売が始まると、ありがたいことに案内を送ってくれます。今年も待ち焦がれていたところ、先日届きました。

今、出荷が始まっているのはピオーネとシャインマスカット。伸吾さんは、ちょっと酸っぱ味のあるピオーネがブドウらしくて好き・・・と言っていますが、私は皮ごと食べられて甘いシャインマスカットも好きです。巨峰などはもう少し先の収穫なのだそうです。

お使い物にするのは形の整ったものでも、お家で食べるには、実が房から外れてしまった家庭用で充分。味は変わりませんし、たくさんあるし、お安いし・・・狙い目はもっぱらこれです。そうそう、最近自家製のワインなんかも作りはじめたそうなので、お酒が好きな方々も珍しい和歌山産のワインの味見などしてみてはいかがでしょう。

嬉しいご報告がもう一つ。以前に堺市で古民家再生をされているクライアントさんからいただいたかぼちゃの苗を府中の家に植えていたところ、なんと実が付いたようなのです。

実は、ツルはどんどん伸びて、大きな花はいくつも咲くのに一向に実が付いた様子がないので心配していました。ネットで調べてみると、花には雌花と雄花があるのだとか、だからうまく受粉できなければ実がならないのだとか・・・そんなこと知らずにほったらかしで・・・カボチャに申し訳ないことをしていたみたいです。

私の失敗を鳥か虫がカバーしてくれたのでしょう。こんなに立派な実が二つ。たった二つでも、されど二つ・・・本当によくなってくれたものです。感謝、感謝。