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府中の家 床断熱の工夫。

床下の通気を尋常でないほど良くしてしまったので、これはこれで家(木材)の為には良いのですが、普通程度の断熱では冬場に底冷えするかもしれません。やはり、床下の断熱には工夫が必要です。
という訳で、図のような断熱をすることにします。まずは、床の下と上を杉の厚板パネルで完全に遮断します。その上に根太をH=30のものと、H=45のものとで2段に組み。それぞれに厚さ30ミリと40ミリのパーフェクトバリア(ポリエステル断熱材)のボードタイプのもので2重に断熱します。
床用(ボードタイプ)のパーフェクトバリアは押出法ポリスチレン2種と同じ程度の断熱性能を有しますから、それを合計で70ミリ。下部には断熱材としても期待できる杉の厚板を敷き込んでいるので、全体では充分な断熱の性能であろうと思います。これで床の底冷えを遮断する計画です。