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府中の家 暖房について考える。

紀伊半島の南は全国的にも暖かいところなので、断熱や暖房についてはついつい行き届かないことがあります。寒い地方の方が、そのへんは比較にならないほどしっかりしているのではないでしょうか。
府中の家では、空間の広さや天井の高さなどを総合に勘案し、暖房は(エアコンの他に)基軸として写真の暖吉くん(蓄熱暖房機)の導入を考えていました。これ1台でおおかたの部屋を基本的に少し温めておく、足りない分はエアコンで・・・という作戦です。マイコン割引きで基本料金の設定が有利になり、深夜電力割引で使用料が安くなる。空気は汚さないし、朝一番からすでに室内は暖かく、特に難しい設定やメンテがない・・・と良いことずくめの暖房器具でした。
でした・・・というのは、実はつい先日、マイコン割引はなくします、深夜電力割引は割引率を低くします・・・と関電から通達があったからです。なんということでしょう、これで私の当初の暖房計画は頓挫する訳ですが、エコ給湯などでこれまで割引率が高かった器具も大きな影響を受けることになります。電気代の高騰は産業界だけでなく住まい手にも大きな打撃です。
さて、となると・・・府中の家の暖房計画は振り出しに戻り、考え直すことになります・・・何が良いかな。