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洗濯機パンを取り替える。
我が家の洗濯機はもう20年選手で、にもかかわらず結構元気に動いていました。ところが最近、寄る年波か少しづつ音が大きくなり、心なしか動きに苦しそうなところが見受けられるようになり、いよいよ買い替えを決意しました。
最近の洗濯機はどんどんいろいろな機能が付いて大きくなっていますので、新しくするのにまず必要なのは設置場所の確認です。今の洗濯機の上にはガス衣類乾燥機の乾太くんを据えています。乾太くんは我が家で一番働いている家電・・・と家内に絶賛の家電ですから無くすわけにはいきません。ところが、この乾太くんのラックと今使っている古い洗濯機パンの組み合わせでは新しい洗濯機が入らない事が判明したのです。
洗濯機パンの取り換えは想像するより大きな工事になります。排水管の位置が洗濯機パンのタイプによって違うからです。ここまで気持ちが進んで一念発起で洗濯機の買い替えを決意したのに、今更なかったことにはできません。たとえ少々大変でも洗濯機パンを入れ替えることにしました。
結局は大工さんにも来てもらって、15センチの穴をあけ直して部分的に床を張り直すことになりました。大工さんは現場に到着すると、あちこち観察しながら、何やら勘定していると思いきや、一度準備に帰り、帰ってくると床を思い切りよく切り開いていきます。空いたのは想像よりはるかに大きな穴でした。
排水管が新しいものになると、見ている間にあれよあれよと床下地が付き、その上にコルクタイルまできれいに張り直してくれました。仕上げのコルクタイルが張り終わったところを見ても、どこが継ぎ目でどこを補修したのか分からないほど。まさに、本職の腕おそるべし・・・といったところでしょうか。ここまでの時間はたったの1時間ほどです。
最後の写真は、新しい洗濯機パンに古い洗濯機を載せたところ。新しいのが来るまで当分はこうしておきます。ラックの足元に何やら新しいコルクタイルのように見えるところがありますが、あれは古い洗濯機パンの後です。これで新しいのが届くのを待ちます。
ほんの少しの新しい変化は、実は古いものの大きな改変を余儀なくさせる・・・なんだか我が事のようで身につまされます。