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すさみの家 外部足場が掛かる
3月の末に車庫などを撤去・整理して、とうとう外部足場が掛かりました。足場が掛かって網が張られるといよいよ工事気分が盛り上がってきます。
実を言うと、荷物を整理しているときには一つ一つの物に懐かしい感情がこみあげてきて、整理しながらあれを眺めてしみじみ、これを眺めてしみじみ・・・となり、なかなかに仕事がはかどらなかったものです。しかし、現場の作業が進み始めると、懐かしさより、がぜん技術者根性に火がついてファイトが出てきました。こうなると判断は、感情よりは理性の勝った仕事になるので、現場にテンポとスピードが出てきます。
それにしても紺屋の白袴・・・小さな改装工事なので現場指示で何とかなる、とばかりに図面もなく始めてしまったので、ほぼすべてが現場決定事項です。勢い現場を訪ねる回数も多くなります。やはり設計図面というものは、あるべき姿を示す大変重要なアイテムで、たくさんの人数が絡む仕事で共通認識を得るには大事なものであったのだなあ~・・・と実感、自分の仕事の意味を再確認した次第です。
現在の玄関先の階段に貼っている人工芝などもさんざんにはがれて汚くなっています。これらはみんなきれいにはがして何か新しいもので仕上げます。それより、玄関庇や袖壁がコンクリート造りのため、どうやら重みで外壁にダメージを与えているようですから、みんな取り除いて軽量なアルミ製のもので造り直す予定です。サッシやベランダ廻りの解体撤去作業は、早く始めてしまうと雨の振り込みがありますので、内部が片付いてからです。
まずは内装の解体撤去工事が優先。重機が入らず全てが手壊しですから時間も労力もかかります。さらには、新しい造作工事とどんなに絡んでくるのか・・・の判断が必要になりますのでさらに大変です。基本は写真突き当りの壁のように、残せるところは出来るだけ残す・・・という方針です。仕上げや納まりが大きく変わる壁は、仕上げとともに下地ボードまでは撤去して、間仕切り造作やラスなどの下地は残しています。全部取ってしまった方が簡単かなあ~・・・とこの時点でも迷うことしきりです。