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薪ストーブを早くも焚いてしまった。
用意というものは、直前になってからでは間に合わなかったりしくじったりすることが多い。
薪ストーブだって同じです。寒くなって焚きたくなっても、いざという時に薪の用意が出来ていなければ焚くことは出来ません。その日がもし雨だったら、万が一薪が湿っていたら・・・うまくいかないでしょう。
事前の用意は周到に・・・そう思って、少し早いかなあ~・・・と思いながら、薪を用意することにしました。このところ雨が多かったので、陽のあるうちに、まずは並べて乾かします。
ビニール袋の中で夏を越した松ぼっくりにも陽を当てます。年始に散歩がてらに拾い集めた松ぼっくりです。着火剤や特殊な焚き付けがなくとも、これが最強の火付けアイテムになります。こんなのがまだ二袋あります。形もよくで、この段階でも結構乾いています。これで当分は大丈夫だと思います。
とりあえずは2~3日分、と思って薪バケツにいっぱいの広葉樹とコンテナ二杯分のスギ・ヒノキの切れ端を薪ストーブの横にストックしておきました。これで準備万端。いつでも焚き始められます。
用意が終わった頃に府中の家にやってきた長男が、寒くない?と言い始めました。特に寒いようにも感じませんでしたが、彼も薪ストーブの火が見たい様子。それなら・・・ということで、少し早いですが、本年度の火入れです。
薪ストーブに火が入ると、前にだんだんとみんなが寄ってきます。火には虫ばかりでなく、人も引き寄せる力があるようです。
そうそう、乾きの進んでいない木は薪ストーブの前にこんな風に積んでおくといいですよ。みるみる年輪に割れが走って、乾いていくのが目に見えます。もちろん、洗濯ものを乾かすのにも大活躍します。奥さんは、何よりも暖房費が助かるのがありがたいそうです。