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中庭の枕木を石に換えます。

田辺事務所の中庭の、植え込みと砂利を区切っている枕木を石に代える作業がとうとう行われました。

地中に埋め込んでいた枕木がいよいよ朽ちて、アリの巣になっている現実を改善すべく、枕木を石に置き換えることにしました。石は古民家の基礎に使われていたものを、解体撤去の際に取り置きしてもらっていた長方形に成形された御影石です。

当初は、このくらいのことは自分でできる・・・と高をくくっていましたが、石の現物を見るなり、重そうな様子に怖じ気付き、到底自力ではできそうにないことを悟り、本職に依頼することにしました。

まずは既存の枕木の撤去から。線路の枕木用にしっかりと防腐・防蟻処理はされている筈でも、木は木。25年も経てば御覧のように朽ち果てています。シロアリの巣になって、大変な事態を招いていなかったのが不幸中の幸いです。やはり、木を地面に埋め込むのは良くない。

今度の石は天端17~20センチほど、高さが25~30センチほど、長さはまちまちですが長いもので1.8メートルほど、重いものでは70~80キロはあるでしょうか。大の男が二人がかりで扱いに難儀する様子を見て、これは手を出さないでよかった・・・と胸をなでおろした次第です。

たとえ小さな庭でも、ただ境目にある枕木を石に変えるだけでも、やはり手を付ければそれなりに、ああしてほしい・こうしてほしいという欲は出てくるもので、人間の欲とういうものは本当に際限がない。

そんなことと、ちょうど出張が作業日と重なったことから、全体の監修は次男に任せて出かけました。あとは任せとくで~・・・と言い残して出かけましたが、次男にはそれなりにプレッシャーがかかっていたのだそうです。作業中のこの写真たちは、実は次男が様子を丁寧に撮っておいてくれたものです。

さて、出来上がりの方は・・・お見事、次男は立派に重責(?)を果たしてくれたようです。土が少し足りないのは、枕木の時より石の囲いを一回り大きくしてもらったからです。

念願の作業が出来てなんだかとっても爽快です。今年はロフトのサッシの取り換えやら、外壁のコーキングのやり替えやら、塗装やら、田辺事務所にとっては変化の大きい年になりました・・・まあ、見た目はほとんど変わってないんですけど。