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小さな幸せ積み重ねⅧ スッキリしましたが・・・。

田辺事務所の中庭のヤマボウシは、伸吾さんのお友達が新築祝いに・・・と植えてくれたもの。ツツジ・サツキやナンテン類などの低木は、子供たちが小学生の時に、どんぐりバンクという県の主催するイベントに参加して、拾い集めたどんぐりと交換でいただいたもの。あの時には家族総出で一生懸命にドングリを集めて、30本ほども苗木をいただいたのです。もう25年も前の出来事。

それからキンモクセイをはじめとするいろいろな木が増え、シダなども増えて、ヘデラが一面を覆って・・・手も入れていたのに、気が付くとこんなに藪のようになってしまいました。

中には枯れてしまったように葉が小さくなったものもあったので、今回はそれを処分したいな・・・と思って片付け始めたのです。

ところがやり始めると、あそこも気になるここも気になる、いっそこの木は抜いてしまいたい・・・などと思い始めて、伸吾さんにも声を掛けました。小さな木でも思った以上に根が頑固に張り巡らされていたのです。

私はハサミでパチパチパチ、伸吾さんはクワもツルハシもなく、事務所に残っていた唯一のスコップで戦いに挑み、途中で3回の休憩をはさみながら、終わるころには、どれほどの面積を開墾したのだろう・・・と思うくらいに汗だくになって疲労困憊。おかげさまでこんなにきれいに片付きました。ちょっとやりすぎてしまったかな・・・と今となっては思っています。

さて、この新しい地面には何を植えましょう。長男はヤマボウシの足元の自分で採ってきたシダが気に入っているようで、それを一面に・・・と言っていますが、そうしてしまったらまたその辺の山のようになってしまうような気もします。

後先も考えずスッキリしすぎるほどに片づけてしまいましたが、おかげでおおいにストレス解消にもなりました。

ところで、きれいになってみるとたくさんのアリが目立つようになりました。幸いにもシロアリではなく黒アリでしたのでそんなにたいそうな事にはなっていません。土留めに使っている枕木に巣があるようです。地面に生きていない木を埋めるとこんなことになっても何の不思議もありません。皆さんも気を付けてください。