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ケヤキ天板テーブルが出来ました。

龍神の山本製材で手に入れたケヤキ板を天板にしたテーブルが、中西建具の手で見事に出来上がり、このほど納品されました。
天板はもちろん、足や貫に至るまで無垢のケヤキ板。さらには、一緒に造ったベンチもケヤキ製(足まで)・・・まさにケヤキずくしのテーブルセットになってしまいました。
針葉樹に比べて広葉樹はどれも癖が強くて頑固(硬い)なのが一般的。見た目はきれいに出来ていても実際の細工ではなかなかに骨が折れたようです。削っても削ってもひねりが出る、大変だ!・・・と言うのは制作者の中西さん。しかし、ご苦労のおかげで良いものが出来ました。
色が白く感じるのは着色をしていないため・・・でも、この木に着色するのはやめました。後は蜜蠟ワックスで仕上げるのみ・・・それで充分だと思います。ケヤキの板は蜜蠟をよく吸うのだとのこと。ワックス掛けは住まい手の役目、少し大変かもしれませんが根気に頑張ってみて下さい、美しい杢目が出て来ますよ・・・出来上がりを楽しみにしています。