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府中の家 家具を入れ始めています。
府中の家はそろそろ完成に近づき、家具を入れ始めました。新しい建物だからすべて一新・・・というわけにもいかず、手持ちのものも使います。
食堂のテーブルセットは木の家工房Mo-kuから運び込んだもの。テーブルと左奥のベンチ(見えにくいですが)は建具屋さんで造ってもらったもので、材料は龍神産の桧、端部は四角に整形せずに丸太の耳(丸み)をそのまま生かしています。仕上げは蜜蝋ワックスです。椅子2脚は龍神のGワークスで造ってもらったもの。材料は龍神産の杉で、杉特有の暖かみのあるやわらかいカーブが腰にとってもよく寄り添う、腰掛けていて気持ちのよい品物です。仕上げはオイル拭き。
どちらも導入して10年以上の歳月がたつ品物ですが、新築の建物に持ち込んでも取り立てて古さは感じません。この辺が無垢の木の良いところでしょうか。ただし、色合いは当初白っぽかったものが、経年変化で少し濃くなってきています。築15年の木の家工房Mo-kuでは気になりませんでしたが、新築の建物では木がまだ真っ白なので、気になると言えば気になる・・・5年もしたらすっかり馴染んでくるとは思いますが。