最近の高温多湿状態は植物には良いらしく、府中の家のお庭の木はどの木も勢いが良くなっています。中でも特に元気が良いのがエゴノキとモミジです。樹勢はもともと良いのですが、それ以外に、子供がたくさんたくさんできています。

落ちた種から自生した子供たちがほんとにたくさん。エゴノキは種が大きくほとんどのものは真下に落ちて、このまま放っといたらあたり一面エゴ林になるんじゃないか・・・と思えるぐらいの量です。一面をエゴ林にする訳にもいきませんので、泣く泣く子供たちを始末することにしました。でも・・・なんかかわいそうな、何とかしてあげたそうな・・・そんな気がします。

そんな気持ちは伸吾さんも同じだったようで、この度救出作戦を決行することにしました。実は３週間ほど前から救出作戦は段階的に行っていて、今回が３回目。これで終われるようにと、せっせと汗をかきます。

花苗を買ってきたときのポットや手元に残しておいた鉢やプランターに抜き取った苗を移していきます。エゴノキの苗はほとんど親の下に集中していますので作業が楽です。でも、モミジの方は種が小さく軽いので風に乗って拡がり、あちこちに散らばっていて、中には砂利の間に力強く育ってきたものもあって、集めてくるのが大変です。

大きめの鉢に移したものは水切れも少なく、余り手間もかかりませんが、花苗ポットに移したものは土の量が少ないのですぐに水切れしてしまいます。こまめな水やりが大事です。
特に行き先があって今回の救出作戦を行ったわけでもありませんから、このままたくさんの苗が助かってしまったらどうしよう・・・と、救出したにはしましたが、今はこの後のことが逆に気になっています。

時期が来て立派な苗木に育った暁には、希望者を募りお分けしようかとも思います。お楽しみに。