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小さな幸せ積み重ねⅢ ミニトマトとジャガイモ。

府中の家ではヤマボウシの花が満開です。ヤマボウシ・・・と聞くと、秋に落葉して春先に葉が出て花が咲いて・・・とイメージしますが、この木は常緑。植木屋さんの間では割と珍しくもないことらしく、ここに目隠しもかねて常緑のヤマボウシ植えようよ・・・と提案を受けて実現したものです。花はやはり日当たりの良い方向に集中して、建物の陰になるところとか北側にはあまり付いていません。正直なものですね。

さて、私の植栽の中を無理やり開墾して作った畑では、ジャガイモを作っていたところをすべて掘り起こし、新しい何かを植える準備をします。写真に写っているのはジャガイモの最後の収穫です。ミニトマトはまだまだ次々と赤くなっていますから当分は収穫できそうです。そうそう、伸吾さんリクエストのコロッケもこのジャガイモで作りました。伸吾さんはもちろん、子供たちにも思いのほか好評で気分良くしています。

次回の植え込みに備え(なにを植えるかは決まっていません)地力の保持のために改良材も混ぜ込みます。近くのDIYのお店に行くとたくさんの種類の地盤改良材や畑つくりの土が並んでいます。でも、正直なところ、何がどんなに良いのやら悪いのやら見極めが付きません。中には作物を限ったそれ専用の肥料入りのものもあるようで、何を植えるかにも関係し、ますます分からなくなります。

伸吾さんに相談すると、あまり特定の作物や根やら花やらに特化したものでなくて総合的に効きそうなものが良いんじゃないか(自信なさげでしたけど)・・・と言うことなので、今回はバークを中心とした窒素・リン酸・カリの肥料の三要素が割とバランスよく入っているという遅効性の庭木なんかにも良さそうなものを選びました。

でも混ぜ込みが大変です。なんせ狭いので鍬も気持ちよく振れません。困っていると、こうすんね・・・と、見かねた伸吾さんがみんなやってくれました。少しでも畑仕事に馴染みが有ると無いでは要領の良さが段違い、見る見る間にできてしまいました。そんなつもりじゃなかったのに・・・汗だくの彼の顔を見ていて、申し訳なく思った次第です。