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講師先生。

このところとっても勉強付いています。先日来、何本かの研修を受けてきましたが、今回は講義する側です。県立の農林大学校で講師先生をしてきました。
生徒は林業課程の方々ですので、林業家が端正に育てた木を、どんな思いでどんなに使っているのか、何を大事にしているのかを結構丁寧にお話ししました。
講義する側は久し振りでしたので立ち上がりに少し苦労をしましたが、話していくうちに段々と熱も入ってきて・・・日頃の実務で埋没しがちなそもそもの設計者の心得やら、木の家づくりの肝などの忘れかけている大事なことが次々に頭の中に蘇ってきます。
お勉強は習っているより教えている方が何倍か頭に残る・・・と、どこかのテレビコマーシャルで言っていましたが、その通りです。5時間通しの講義は少々腰に応えましたが、原点に返るには良い機会だったように思います。
皆さんに良い言葉を送りましょう、愚者は賢者から何も学ばないが、賢者は愚者からも学ぶ・・・生徒の皆さん、つたない先生で申し訳なかったけれど、どうか何かの役に立たせてください。今後の皆さんの健闘を祈ります。