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木という素材を生かすには。

ただ木を使ったからといって快適な住まいができる訳ではありません。世間には柱や梁を木で造った家があふれていますが、それらのすべてが快適であるわけではないのです。多くの住まいは暑さ・寒さに悩まされ、湿気やカビの発生に悩まされ、連続性のない間取りで家族が分断されることに悩まされ、日差しや風の通らない部屋に悩まされ、高額な光熱費に悩まされ、季節感のない生活に閉口しています。建築素材としての木を生かし快適な住まい環境を手に入れるには、建物の造り方にも工夫が必要です。中村設計で大切にしていることをご紹介しましょう。
一つは、お日様とともに暮らせる家であること。
一つは、風の通り道を確保すること。
一つは、天然素材でできた家であること。
一つは、呼吸できる家であること。
一つは、古来の構造軸組を持っていること。
以上の5点を明日から解説していきます。皆さんの家づくりの参考にしてください。