読みものArticle
モミジ 春の用意。
和歌山市の府中の家では、これまで寂しかった落葉の木々が次々と芽吹き始めています。
写真はモミジ。小さな葉が出て、その先にこれまた小さな花のようなものが・・・モミジに花はあまり印象になかったもので意外でした。先日来の雨と、このところの陽気で一気に春の用意が整い始めたようです。
ところで、雑草が怖い・・・という奥さんのたっての希望で、木が植わっているところ以外はすべて砂利を敷き詰めたのですが、そこのところのあちこちにモミジの落ち葉、秋でもないのに今時分・・・と思ってよく見てみると、なんと種が落ちたところからモミジが新芽を出しているではありませんか。こんなのがよくよく見ると、ここにもあそこにも、アッあんなところにも。とんでもなくたくさんのモミジの芽。雑草さえそんなに生えていない砂利の地面にモミジ・もみじ・紅葉。なんという生命力でしょう。モミジがこんなに繁殖力の強い木だとは知りませんでした。
一掃してしまうのはあまりに可哀そう・・・という訳で、リュウノヒゲを入れていたパレットに簡易の苗床を作っていくばくか助けることにしました。でも・・・助かったとして、この苗どこに植えればいいのでしょう。情に流された簡易な決断は後に憂いを残しそうです。