建物の定期メンテでまず大事なのは防水関係の刷新です。屋根付きのお家ではコーキングの打ち直しが主なヶ所になりますが、陸屋根（勾配のない真っ直ぐな屋根）のお家や、下階の上にベランダを設けたお家では防水層のメンテも必要です。
経年変化で硬くなり、所によってはひび割れを起こしているコーキングを丁寧に取り除き、新しくします。新しいコーキングは柔らかくてよく伸びるので、地震や台風で起こる建物の揺れやゆがみを吸収し、雨水の侵入を防ぎます。

外壁に足場が掛かっているこの際に・・・と手の届きにくいところにある25年働いてくれた照明器具類も新しくすることにしました。使用頻度が低かったせいか、どの器具も不具合を起こしてはいませんでしたが、もう25年選手ですからいつ何時どんなことになるかもしれません。器具の外観にも疲れが見えるようになっています。
新しい器具は全てLEDのもの。小さくて軽くなっています。これで同じ明るさを持ち長寿命で電気代も安いのですから良いことづくめ。技術の進歩はすさまじい。ですが、どこか造りがかんちょろく（造りが簡素で弱そう）なっているように感じます。持った時の重みの違いがそう感じさせるのでしょうか。ひと昔前の器具はどっしりとしていて本物っぽい。それに引き換え最近の器具はどれもかんちょろい！・・・どうもそんな気がするのは私だけではないでしょう。