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府中の家では薪ストーブが活躍中。
寒い日が続きます。九州の南部と同じほどに温かい紀伊半島の南でも、このところはこの冬一番の冷え込みとかで、寒い朝を迎えています。
こんな時に大活躍するのが薪ストーブ。府中の家に入っているのはドブレ640WDというベルギー製の品物。これ1台で40坪ほどの家を温めます。
薪ストーブの燃料は薪な訳ですから、薪の調達は必須の条件。広葉樹の薪も一冬分購入しましたが、このところ役立っているのが杉・桧の建築用材、柱や梁の切れ端です。現場からもらってきた端材を割って乾かしていたもの。建築用材ですから、含水率は基本的には落ちていますが、それを割って半年ほど乾かしていたもの。使用感としては乾燥はこれで充分です。大きく割ったものはそれなりに体積があって、そもそも目の込んだ紀州龍神産の柱や梁材ですから結構燃やしごたえもあります。
夜、寝込んでしまう前に大きいめの薪を二つほど突っ込んで、その時点での室温を28度ほどに保っておくと、朝起きたときにも室温は20度を切ることはあまりありません。ちなみに今日の外気温は5.5度でしたが、室温は21.7度でした。
薪は想像よりも多く消費します。写真のコンテナですと、1日焚いて大体1.5箱から2箱ぐらいでしょうか。エアコンの暖房などは基本的に使いませんし、端材は職業柄無料でいただいてきますので、暖房に費やす燃料費はほとんどかかりません・・・うちの奥さん大喜びです。ただし、通常ですと薪代も結構かかりますし、家が充分に暖まるには時間もかかります。灰などの掃除やメンテにそれなりに手間もかかりますからお覚悟を。