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餅まき。
春の良き日に上棟式が行われました。今回、他の上棟式とチョッと違ったのは餅まきがあったことです。上棟式で餅まき・・・は一昔前までは普通に行われていたことです。その後は夜通し現場で飲み明かす・・・なんてことは結構ありました。しかし、飲酒運転の取り締まりが厳しくなったこともあって、最近では珍しくなっています。木造住宅の多い当事務所でも、3年に一度ぐらいの確率でしょうか。
餅拾いに集まってくれたご近所さんや子どもたちの歓声、その楽しそうな様子を見ても、餅まきをしている当人たちの晴れやかな顔を見ても、いいもんだなあ~・・・としみじみと思います。建て主はこの行事を行うことでご近所へのデビューを果たす訳です。ご近所としても新しい住民を迎える良いきっかけになる事でしょう。
最近はとかく、コミュニケーション不足が諸々のもめ事の原因になったりします。節目節目を良い機会に、これまで培ってきた良き伝統の意味は考えていきたいものです。ちなみに、私も大小取り混ぜて4つの餅を拾いました。幸せのお裾分けを有難くいただきます。