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取扱説明。

先日、田辺市新庄町で古民家再生工事が竣工しました。竣工の度にあるのが設備類の取扱説明です。竣工の度にあるものなので、私自身は年に何度も聞くことになります。そもそも自分で図面に折り込んだ品物でありますし、これだけ聞いてれば目をつむっていても使えそうな気になりますが、そうはいかないのが難儀なところです。
そうはいかない一つの原因は、メーカーごとの特徴的な装備です。各メーカーしのぎを削っての技術開発競争ですから、やはりメーカーごとに特徴がある訳です。もう一つは、技術の進歩です。つい先日まではこれで良かったはずなのに・・・と思えるような事柄でも、新しい技術は日進月歩。各社毎年新型を出してきます。へえ~・ほぉ~・・・などと感嘆の声を漏らしながら聞き入っているのは住まい手よりも私・・・というような事態も起こります。なんせ、長年聞いてきたものですから、こんな風に新しくなったの・・・やら、そんな装備が付いたの・・・などの、昔に比べての変化は住まい手よりも感じやすい訳です。
かくして、ほぉ~・へえ~・・・を連発しながら、今回も熱心に説明に聞き入る私でありました。