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MAZDA CX-30 に乗る。

MAZDA 3 に乗った次の日にはCX-30にも乗せていただきました。3と同じ自然吸気の2,000ccのエンジンに小さなモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドのクルマです。ちなみに3とCX-30は基本のシャシーが同じでボディーが違う兄弟車です。乗ってみると、基本は同じでも性格はずいぶんと違いました。一つのシャシーでスポーツ・SUV・セダンと3つのボディーを持っている強みでしょうか。
一番心配したのはエンジンの味付けですが、結果的にはこちらはこちらの使い勝手にあった性格に味付けされていました。アクセルを踏んでも高回転まで一気に回ることはなく、速度とエンジン回転の釣り合いが取れていて自然な加速感です。そんなに力強くはありませんが、納得のいく力加減です。
サスも3ほどスポーツしていなくて、凸凹をうまくいなしながら、動きはいくばくゆっくり気味です。しかし、一つの動きの後に揺れが残るようなことはありません。どんどんアクセルを踏みたくなる3よりは、このほうがこのクルマには合っていると思ます。
きれいな造形のボディーの適度な大きさの車体。大人4人がゆっくり乗れる室内を持っていて、ファミリーカーの適性が高い車だと感じました。