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内装など アウディ A4 アバント。

内装の構成は以前のQ5とほとんど変わりません。センターコンソールにあったタッチパネルがなくなり、中央のナビ画面がタッチスクリーンに代わった程度。最近のクルマはみんなこの方式ですが、何もかもがタッチスクリーンに集約されてしまうのは、あまり使い勝手がいいものではありません。エアコン操作がパネル下に機械式で残ったのは救いで、行き過ぎた集約よりも、よく使う機能は直感的に直接操作できる方が良いように感じます。
ナビ画面の操作ももちろんタッチスクリーンで行いますが、操作が複雑であまり使い勝手は良くありません。BMWなどは同じタッチスクリーンでも、もう少し使いやすかったように思います。
変速機の操作レバーが残っているのは助かりです。ボタン式や指先でつまむ小さなレバー式のものが増えていますが、左手がどうにも手持ち無沙汰に感じて馴染めません。ハンドルに付く各種ボタン類やレバー類もほとんど変わりません。いろいろと変わって、また新しいことを覚えなければならないより、慣れと安心感があって私にはこのほうが良い。こんなところも買い替えに至った一因でしょうか。
メーターナセル形状が旧来のままに残ったのも私の好みです。新しい・・・をアピールするあまりに、どんどんとテレビ画面のようなメーターが増えています。しかし、時流に乗ってメーカーの原価削減策に流されているようで好きになれません。しっかりと日陰を作って視認性を高める意味合いからも、ちゃんとフードをかぶせて奥まったところにメーターがあるほうが良いです。メーターそのものはデジタルで、それには違和感はありません。