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開口部の寒さ対策・・・そして。
そして、最後にご紹介するのがランマのFIX窓(ペアガラスの断熱サッシ)の内部にポリカーボネイト(9㍉)を入れた木製建具を建て込んだもの。
各ヶ所の温度を測ってみると、陽の当たっていない部分の木枠もポリカーボネイト面も室内壁とほぼ同じ。陽の当たっているところでは木枠部分もポリカーボネイト面も5度程高くなっています。つまり、ガラス(省エネのペアガラス)とポリカーボネイト(9㍉)では同じぐらいの遮熱性能がある・・・ということです。差が出るのは陽の当たっている時の枠部分。木枠では5度の上昇ですんでいるのに、樹脂枠では10度の上昇が確認されています。また、施工精度も注目されます。木枠の建具はピッタリと元の枠にはまっています。密閉性が高いということは総合的な断熱性能が高い・・・ということです。
私の家のお試しの結果としては、断熱のために内部に建て込む建具は(FIX窓に関しては)価格の面からも断熱性能上も木製建具が樹脂の内部建具を上回りました。これから、外壁の2重建具で室内の快適と省エネを考えている方は参考にしてください。