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最近の建築現場事情。
全国的な緊急事態宣言はどうやら解かれたみたいですが、相変わらず東京などの特定の県は緊張が続くようです。私の活動範囲の中での印象では、街中のクルマの量はあまり変わりなく、県境をまたぐ行き来が慎まれている事もあって、高速道路は閑散・・・というような状況です。
ところで、建築現場では・・・大きな現場は3密を避けて止まっているところもあるようです。しかし、私が主に携わっている街中の住宅建築の現場では以前と変わりなく工事が続いています。職人に尋ねてみると、昨年末も今もほとんど変わらない(へたすれば忙しい)ということです。
住宅などの小規模な建築現場では、職人は自宅から現場までクルマで直行。現場では工程に応じて職人が入れ替わっていくので、人が込み合うことがなく、各職方が淡々と自分の仕事を進めていきます。安全距離も充分取れて、風の通しも良いことから、特段の心配はしていない・・・ということなのでしょう。事実、住宅の建築現場からクラスターが発生・・・という話は和歌山では聞きません。ただし、給排水器具を中心に中国からの調達が滞り、現場はほとんど終わっているのに器具が付かないので引き渡し出来ない・・・という現場の話は聞くことがあります。
以前より忙しく動いている業種と、完全に止まって困っている業種間の差が激しいのが昨今の特徴でしょう。いずれにしても、自分に出来ることを一生懸命にやりながら、一時も早い事態の収束を望みたいものです。