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木製デッキのお手入れ Ⅴ

一日おいて各板が充分に乾いてから2回目の塗り(カビ抜き)をかけました。
昨日までのところを整理しておきますと、一番手前(半分しか写ってないもの)は何も手を加えていないもの。2枚目は濡れ雑巾で表面を丁寧に拭ってから渇く前に2倍に薄めたカビスケを塗ったもの。3枚目はそのままの状態の板に2倍に薄めたカビスケを塗ったもの。4枚目はそのままの板に(カビスケ2:水1)の少し濃いめの溶液を塗ったもの。5枚目はただ濡れ雑巾で表面を綺麗に拭っただけのもの。6枚目以降はまったく手を加えていない板・・・でしたがこれに加えて、1枚目の板を濡れ雑巾できれいに拭き取り乾かぬうちに1回目の塗りをかけ、2.3.4枚目の板は昨日の処置の上に2回目の塗りをかけ、5枚目は濡れ雑巾できれいにしてすっかり乾いたところに1回目の塗りをかけました。いずれも今回使用したカビスケは(カビスケ1:水1)の2培溶液です。
ここまでで今回のお試しは終えるつもりでしたが、カビスケの溶液も残りましたので、6.7.8.9枚目までの板は今回成績の良かった濡れ雑巾できれいに拭き取って乾かぬうちに1回だけの塗り。10.11.12.13目の各板は。なにも下処理しない板に1回だけの塗り・・・でそれぞれに試しました。
いずれにしても8月2日の処置前の写真と比べると随分きれいに仕上がって、施工7年を経過する木製デッキとしては充分な仕上がりです。ただし、溶液が濃すぎたのか色々工夫したにもかかわらず各処置における差が少なかったように思います。所々に塩素の粉のような白い斑点も見られましたので、カビスケは2倍溶液(カビスケ1:水1)よりももう少し薄いもの、(カビスケ1:水2)ぐらいのものを使って表面を濡れ雑巾のようなもので少しきれいにしてから、2回塗り・・・ぐらいの処置が良いのかもしれません。皆さんも時間のあるときに試してみて下さい。