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1階の荷払い梁は主に梁荷重の軽減のために取り付けた。 基準の梁を充分に太くすればもちろん荷重は負担できるが、日常的な製材の出荷寸法を逸脱した太さの梁では木材供給者の負担が大きく、その分高額な品物になり、建て主にとっても不経済である。上下の梁の接合は他の荷払い梁と同様にしっかりと。 受け止める柱は解体撤去された旧家屋を建てる時に取り置きしてくれていたもの。数十年の時を経て、新しい住まいの小黒柱として再使用した。