本文までスキップする

読みもの
Article

浄化槽の点検。

浄化槽には年間に4~5回の点検が必要です。本日は点検日、全てのフタを開けての総点検です。ちゃんと機能している浄化槽は、このようにマンホールを開けていてもほとんど臭うことはありません。
浄化層の大きさは建物用途と大きさ(広さ)によって決まります。通常の住宅ですと10人層が最大です。ということは・・・二人しか住んでいなくても、規定以上の大きさのあるお宅では10人分の汚物を処理できる大きな浄化槽が据わる・・・ということです。私の住まいのように、住宅と事務所を兼ねているような住まいでは住宅以外の部分が合算されるためにさらに大きくなります。ちなみに、4人しか利用していないのに12人槽が入っています。
浄化槽はそれぞれの使用想定人数に適した浄化能力が設定されていますので、少ない人数に大きな浄化槽を据えても、水がきれいになるとは限りません。水を浄化している微生物の餌(汚物)が不足して、期待した性能が得られないためです。ですから、浄化槽の人槽と使用人数が違うときには、ことさらに維持・点検をしっかりと行うことが必要になります。もしもし・・・うちの浄化槽大丈夫でしょうか?