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木の家工房Mo-Kuで、クチナシがはじめて花をつけた。

いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ
くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまでついてくる
くちなしの 白い花 おまえのような 花だった・・・と渡哲也は歌っていた。
私が歌ったわけではないので、特にクチナシに重ねる人生があるわけではありませんが、それでも、クチナシの甘い花のかおりは特徴的で、記憶に強く残っていました。そんなこともあって、何年か前に買ってきてMo-Kuの花壇の片隅に植えたクチナシ・・・でもこのクチナシ、これまでとっても過酷な人生(?)を歩んできたのです。ある年には新芽を軒並み青虫に食われ、ある年にはうちの奥さんの過酷な刈込に合い、またある時には折角そこそこ育ってきたのに移植され・・・まあ、散々な目に合っていたわけです。
そんなこんなで、甘い香りが好きで植えたのに、花を付けたことがなく、これまで隅でこっそりと生きていたのですが、とうとう今年2輪の花を咲かせました。でかした!よくやった!この花を咲かせてこそ植えた甲斐があったというもの。
鼻を近づけてみると、渡哲也も認める甘い香りがします。好きだなあ~、この香り。頑張ってれば花開くんだなあ~。