ハケン占い師アタル は４年ほど前に放映されていたテレビドラマです。ネットの解説によると・・・人間関係や仕事との向き合い方で行き詰まり、頭を抱え続ける人は多数…。そんな“人間”だからこそ湧き上がる職場での葛藤や悩みに光を当て、働く人々を希望の道へと導く“ニュータイプの救世主”が、満を持して誕生します！・・・とあります。
脚本は『家政婦のミタ』、『過保護のカホコ』、『はじめまして、愛しています。』などの脚本家・遊川和彦さん。この人の脚本はいつも独特だけどインパクトがあって面白い。主演の杉咲花ちゃんはお若いのに、とても芸達者。
解説で言うニュータイプのヒロインらしく、的確な指摘でかかわる人たちの問題を解決していきます。占う時の豹変ぶりには違和感もありますが、言っていることはいちいちごもっとも。毎回痛快な結末を迎えます。
分かっているんだけどなあ～。あの時もうちょっとこうすることができたらなあ～・・・毎回ドラマに私事を挟んで、自分事の振り返りに悶々としながら、結末を待つ快感がなかなかのドラマでした。