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屋根の部分をしっかり造りたいからといって構造用合板を張ってしまったのでは、室内の湿気の排出を妨げると共に独特の建材臭や薬品の影響を室内に及ぼす恐れがあります。 そこで、タルキ・面戸の取付方法に工夫を凝らし、杉板を1間ピッチに斜めに方向を変えながら張り上げます。この方法ですと、一般に構造用合板を施工した野地の2倍を越える強さが発揮できると共に、野地板の調湿・通気の性能を損なうことはありません。