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府中の家 敷地。
府中の家はみんなに見ていただくモデルハウスですから、敷地選びは結構慎重になりました。基本、街中にはあまり入りたくなかったので、木の家工房Mo-kuの近く。出来れば前面道路は入り組んだ細い道でなくて、隣に家が建て込んでなくて、緑が多くて、敷地内で小さなイベントでも出来るように少し大きめの土地・・・なんて、条件を考えていると、瞬く間に数年が過ぎてしまいました。
生来の悩み癖も災いしてか、いくつか候補が浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・そんなこんなをくり返している内に、奥さんがたまたまネットで見つけた土地の隣(?)にあったのが今回敷地。
写真は南東側から見たところ。南(手前)の道路は幅員が7メートル弱あり、西側(左側)の道路は6メートル弱の幅員とそこそこに広い。道路は全体に北に向かって緩やかに高くなりますから、このあたりの住宅街全体が緩やかな南斜面の上なのでしょう。北側は1メートルほどのコンクリート擁壁でかさ上げされた隣地、すでに住宅が建っています。南斜面で、北側と西側に既存の家があると言うことは、冬の冷たい北西の風が緩和され、夏には厳しい西日を遮ってくれる・・・と言うこと。南に道路、東に隣地(畑・休耕地)ならば陽差しを邪魔するものは何もない・・・と言うことですから、願ったり叶ったりです。