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府中の家 計画案2。
二つ目に考えたのは、最初のものの改良版。台所前のスペースをもう少し効率的に使えないか?お風呂からも景色が見えないか?もっとフレキシブルな空間使いは出来ないか?・・・と考えたのが始まり。
結果、1階の空間の中央にあった台所を西側に移動させ独立性を強めて、居間・食堂と玄関土間に少しだけ余裕を持たせ、薪ストーブを最初から置きました。玄関土間の大きさにこだわったのは、庭との一体使用にこだわったから。鉢植えのみどりにあふれた薪ストーブのある温かい土間空間を、あるときには屋外として使い、あるときには居間・食堂の一部として使うことで、外部と内部の一体感を高めて季節や空間を楽しむため。
2階では個室の独立性を高めて、大部屋をいつでも二つに区切れるように最初からしつらえました。ホールを大きく取るか、計画案1のように、ホールの一部を書斎として利用しやすい空間にするかは融通が利きます。吹き抜けを取ったり、階段や収納の上にロフトを取ったりするのは必要に応じて・・・この辺は計画案1と同じ考え方です。