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府中の家 外観を考える Part4。

建物に駐車場を取り込んだ大きな玄関庇(屋根)は残したままに。梁組の工夫で個室のロフト(2ヶ所)は屋根の下に取り込み、ラクダのコブのような越し屋根を無くして、大屋根を最大限に単純化したプランです。
これまでの計画の中では最も大屋根形状が単純です。右下のパースを見ていただければ、平面形状に凸凹があっても、棟が南北に1本通った一枚屋根になっているのが確認できるでしょう。見方によっては、平屋らしくなった・・・とも言えるかもしれません。
一部には、南東の角で屋根を折り曲げてしまったので、なんだか和風に感じる・・・と言う意見もあります。しかし、やっぱり気になるのが雨仕舞いと工事費です。こうすれば、少なくとも梁組や屋根葺きにかかる費用は、これまでのプランの中では一番リーズナブルに仕上げることが出来ます。
ここまで来て、気になってきたのが西側の外観です。屋根をあまり単純にしすぎたために、西側から見ると全体に倉庫のように見えないか・・・と言うところです。さて、解決策は。