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府中の家 外皮性能を設定する。
府中の家の外皮性能(断熱性能)の設定が出来ました。省エネの時代にあってはとても大切な住宅性能です。
目指したのは、外皮平均熱貫流率・冷房時の平均日射熱取得率共に最高の等級4。それぞれに基準値が0.87のところ0.60、2.8のところ1.7と優秀な数字で達成できています。
ちなみに、達成した数字は青森や秋田・岩手などの結構寒い東北の沿岸部でも等級4を満たせる数字です。和歌山では充分以上の断熱性能だと言えるでしょう。
熱損失が大きいからと、小さな窓を少しだけ取って、陽当たりも風の通りも悪い部屋で、かえってエアコン稼働率を高めてしまうような本末転倒の数字面だ良い省エネ住宅ではなくて、紀伊半島の気候風土に合わせて大きな開口部を取り、充分な風の通りや陽当たりを確保した上でこの優秀な数字を達成出来たということには大きな意味があると思います。