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この建物の基礎はスラブ(床版)部分に基礎地中梁を仕込んでいますので、立ち上がり部分は特に力を負担するわけではありません。 それでも、設備配管などが貫通するところは、後にクラック(ひび割れ)などが起こりがちで、あまり気持ちの良いものではありませんので、コンクリート強度が充分に発揮出来る間隔を空けて配置します。また、規定以上の太さの貫通孔については専用の補強金物を用いて補強します。 貫通ヶ所に片寄がないか、位置や高さが適当か、補強筋は必要か・・・などの事項は、施工図を書いて確認します。