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大島の平屋 地盤調査
工事前にまず必要になるのが地盤情報。
木造住宅の地盤調査としてはスタンダードな、スエーデン・サウンディング方式によるスクリューウエイト貫入試験を行った結果、どのヶ所も良好な地耐力を有する砂質土地盤であることが判明した。畑地として耕されていた土地は、粘土質(粘性土)の軟弱な地盤であることも多いので心配したが、一安心である。
粘土質と違い砂質土の地盤は、地下水などによる地盤変化が少なく、水切れも良いので、住宅敷地に適した地盤だと言える。この地盤の上に建つ住宅は、住まいが湿気ることも少ないので建物が長寿命であるばかりでなく、住まいとしても清々しい良好な環境を造れることが魅力である。(伸吾)