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下部の給気口から入り、外壁の取り合い見切り部材を通過して、屋根との取り合い部にまで達した通気層内の空気は、最終的に屋根の通気層に合流する。 屋根の受ける熱量は壁の3倍ほどあるので、通常屋根の空気の流れは壁より速くなる。なので、外壁を登ってきた空気は吸い上げられて速度を増し、屋根最上部の棟に到達し、そこに設置されている棟換気の装置から外部に排出されることになる。