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【海の見える丘の家】記号

今回は手刻みなので、もう少し加工の様子を書いてみようと思います。
柱の小口にいろんな印が書かれていたのですが、記号化されていて読めずにいると、棟梁が教えてくれました。実は柱4面についての情報が書かれていて、無節、小節の上下、角が無節、もっと細かく柱の下から1メートルまで無節など、びっくりするほど詳細な情報がその印には込められていました。棟梁はその印と図面を見ながら、ここにはこの柱を使おう、これはどこに使えるかなどを考えながら作業を進めるのだそうです。そうすると作業が効率的なのだと教えてくれました。
材料を見極める目は、家づくりにおいて大きな支えとなるのだろうと感じました。