設計作業の締め切りが、盆まで・・・とか、年末まで・・・とかになることが多いので、そこから見積をして工事契約をして基礎を造って・・・となると、上棟式は秋や春に多くなります。今年も10月に2件の住宅が秋の良き日に上棟式を迎えました。
夏に長雨が続いて、近頃では晴れの日が多かったのですが、天気予報は上棟のちょうど2日前から雨・・・なんということでしょう。とっても心配しながら上棟日を迎えました。ところが、上棟の前の夜に少し降ったのみで、日中は両日とも良く晴れ、むしろ絶好の上棟日和です。建て主の日頃の行いがよほど良かったのでしょう。現場は大助かりです。
私の所で使っている木（構造材）は、だいたい1年ほど前から用意した天然乾燥の木材。知り合いの林業家に直接段取をしてもらっている龍神材です。龍神材の特徴は目込みで素直で、色味が良いのが特徴。上棟時の立ち会い検査をする私たちの所にも良い木の香りが漂ってきます。無事の竣工を関係者みんなで願う良い上棟式になりました。おめでとうございます。