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これは南側の完成予想図。 各部の必要面積を形にしていくと、平地部分だけでは収まらず、崖地に2メートルほどはみ出る大きさになった。急な傾斜地に基礎を造って木造の建物を乗せるには無理があると判断して、基本構造は鉄骨造とした。鉄骨造としたことで、崖地部分には無理な力をかけることなく、見た目も軽快に仕上がる。 大きな窓の付いているところは居間部分。1.5階ほどの高さをとって、開放的な吹き抜け空間となっている。夏場には田辺湾の花火も、この居間に座ったままで見ることが出来るだろう。