今日の現場からdiary

白浜の平屋

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壁の断熱

壁の断熱

造作

床板が施工出来た箇所から壁に断熱材を入れていきます。
断熱材選びの基準は幾つかありますが、『透湿抵抗が低いこと』と『断熱性能の確保』を心がけています。
省エネ基準では壁単体の断熱性というよりは、屋根・壁・床・開口部のトータルの断熱性を評価する方法を取っています。
なので、屋根・壁・床・開口部の断熱性を十分に確保しつつ、取り分け熱損失の大きい窓のガラスを変えるなどの局所的な対応も必要となってきます。
施工面では壁の中の断熱材が時間と共に下にずれていくことが無いよう、
耳のついた断熱材を採用し、四周をしっかりと留めつけることを徹底しています。

床板の施工

床板の施工

造作

唐松の床板の施工が進んでいます。
開口部廻りの敷居と鴨居を設置したところから床板を張っていきます。
今回採用した広幅の床板は施工性もよいとのこと。
施工が完了した場所には上部に養生シートをかぶせています。

リビングのサッシ

リビングのサッシ

造作

少し遅れていたリビングのサッシにガラスが入りました。
白浜の平屋ではリビングの天井を高く設定し、光の向きの検討を行い、高い位置にも窓を設置しています。
写真は14時頃のもの。
基本的には寒い冬には奥まで光が入るように、暑い夏にはあまり部屋の奥まで光が入らないよう心がけています。
採光のシュミレーションをしながら、窓の高さと軒の出で調整。
太陽高度の低い冬にはリビングの奥の方まで心地よい光が入りそうです。

屋根瓦

屋根瓦

造作

屋根瓦葺きが完了しました。
瓦らしく、重厚で安定感のある仕上がりとなりました。
当初から現場にあった植栽と軒先の高さの関係もちょうど良い感じに納まっています。
正面から見て左の窓はリビングの窓。
光採りの窓として高い位置に設置しています。

焼杉板の目板張り

焼杉板の目板張り

木組

サッシ取付が済んだ箇所から、透湿防水シートと防水テープで防水を行い、胴縁などの板張り下地を施工していきます。
写真は下地に焼杉板を施工した箇所。
張り方は目板張りです。
幅の広い板を少しずつ離して先に張り、その隙間にかぶせるように細い板を打っていきます。

サッシ取付

サッシ取付

木組

外壁の下地が済んだところにサッシを取り付けて行きます。
白浜の平屋は真壁仕上ですので、真壁納まりを採用しています。
最近ではサッシの枠の部分を小さくしようとする動きがサッシ会社各社に見られ、
サッシの枠の部分が少しずつ小さくなっています。
そうなるとガラスの部分の面積は大きくなるので、
建物の方向や窓の大きさ・設置高さから日の差し込みを検討し、ガラスの種類を検討する必要も出てきます。

外壁下地張り

外壁下地張り

木組

屋根の工事と同時進行で外壁下地のインシュレーションボードの施工が進んでいます。
耐力壁としての強さを見ている箇所とそうでない箇所でボードの種類や釘ピッチを変えて施工する必要があります。
サッシを取り付けて、透湿防水シートを施工出来れば外壁の雨仕舞いは一段落です。

瓦屋根の施工が進んできました。

瓦屋根の施工が進んできました。

木組

瓦の据付が進んできました。
瓦の主な産地としては愛知県三河地方の『三州瓦』、島根県の『石州瓦』、淡路島の『淡路瓦』が知られています。
和歌山県では土地的な条件から、淡路瓦を使用することが多いです。
というわけで、白浜の平屋の瓦も淡路島産です。
ひとつひとつ職人が下地に結わえていくので手間がかかりますが、
屋根が規則的に波打ち、太陽の光を鈍く反射する様子には瓦独特の味わいがあります。

瓦の運び入れ

瓦の運び入れ

木組

白浜の平屋は屋根の仕上材料として瓦を採用しています。
瓦を施工する際は一旦、ほとんどの材料を屋根の上にのせてから、
その材料を使用して屋根を葺いていきます。
写真は屋根の上に瓦を運び入れた時の様子です。
まとめて屋根の上にのせる際の載せ方を気にしたことがありませんでしたが、
どうやら2つ一組で、写真の様に片方を立てかけるようにして置いておく決まりのようです。

屋根面の断熱

屋根面の断熱

木組

屋根面の室内に面する範囲には断熱材を敷き詰めます。
写真で断熱材のない箇所は外部に面する箇所です。
白浜の平屋は平屋で、かつ、平面が雁行していますので、
屋根面の面積は通常2階建てと比較すると2.5倍弱になっています。
そのため、屋根の工事が大きなウェイトを占めています。
断熱材を雨に濡らすと、湿気を屋根の内部に閉じ込めてしまうので、それを防ぐため、断熱材を施工した箇所から随時透湿防水シートにて防水していきます。
屋根の防水を一通り終えるまでが、現場として踏ん張りどころとなりそうです。