今日の現場からdiary

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板金工事

板金工事

木組

大屋根の破風板・鼻隠しなどの、直接雨風・紫外線にされされるヶ所は屋根材と同じ材料で包み込むことにした。
完全に包み込んでしまうと、木の呼吸が出来なくなって、かえって寿命を縮めるようにも思うので、裏側は露出させている。
梁の鼻先(最先端)も同じ様に囲んでしまう予定。

大屋根防水

大屋根防水

木組

大屋根の防水は、野地板面が接着仕様になっている1.2ミリ厚の改質アスファルトルーフィング。
接着面をもっているので、上に乗って仕事をしてもずれを起こすことが少なく、安心感の高い防水材料である。
厚みも充分なので、屋根葺き材の釘などが貫通しても雨漏れの心配はない。.

サッシ取り付け

サッシ取り付け

木組

屋根取り合いに近い部分の壁上部からサッシが付き始めた。
取り付けに際しては、外壁厚みに応じたスペーサーを挟む。スペーサーには無垢材を使う。
合板などのスペーサーでは、後にノリが切れて、不具合を招くことがあるからである。
サッシ下部の透湿防水シートは後に差し込むので、サッシ下部の釘止めはこの段階ではしていない。

透湿防水シート

透湿防水シート

木組

建物全体を通気層ですっぽりと包んでいる。壁の通気は一体となった屋根面(棟部分)から排出することになるので、屋根面の透湿防水シートは壁のシートの上に施工されなければならない。ところが、施工段取りは屋根の雨仕舞いの方が先になるので、屋根面のシートは壁下地が出来るまでなにもない壁面に垂れ下がっている。最終的には、垂れ下がったシートは、壁の断熱ボードが張りあがった後に施工される壁のシートの上にきっちりととめられることになる。

薪ストーブ煙突囲い

薪ストーブ煙突囲い

木組

薪ストーブの燃焼効率は、煙突の高さ(長さ)に大きな影響を受ける。2階建てでは煙突の高さは確保しやすいが、平屋は不利だ。そこで、少しでも煙突を高く上げるのに、煙突囲いの段階からいつもより高くした。
高くした分、強度の確保も大変になってくるので、取り付け強度には細心の注意を払う。

野地板張り

野地板張り

木組

杉の野地板の上には透湿防水シートを敷き込み、通気層を取って、屋根下地の構造用合板(水に強い特類)を張り込む。
合板であるが、通気層の上なので、室内の空気に影響を及ぼすことがない。また、釘の保持力が杉板などよりも強いので、屋根下地には適性がある。
防水シートは改めて合板の地板の上に施工するので、杉の地板の上の防水シートは2重の供えということになる。
屋根は壁の3倍の熱量を受けるといわれているので、太陽熱の影響を減らすためにも、屋内の湿気の排出のためにも、通気層をとるのは必須。

桁内野地板

桁内野地板

木組

桁内(梁に囲まれた構造上重要な部分)の野地板は構造上の耐力を受け持つことになるので、1間毎に方向を変えて斜めに張る。専用釘を決められたピッチ・本数で打つ。
こうすることで、軒先のようにただ横に張った野地板の3倍ほどの構造耐力を発揮する。
軒先と梁内の野地板は同じ材料であるが、用途と期待する効果の違いで、加工も張り方も異なる。

化粧野地板

化粧野地板

木組

軒下などの化粧野地板は、タルキに直交(軒先に平行)させて張り上げる。
使用しているのは龍神産の杉板を本実加工したもの。
この板が化粧なので、写真の姿が完成の姿である。

電気設備工事

電気設備工事

木組

上棟に平行して設備工事が進む。給排水工事の後は電気設備工事。
通常はもう少し時期が後になる事が多いが、府中の家では断熱・気密を完全にするために、床をJパネル(杉厚板パネル)で全面的に下張りしてしまうことになるので、この時期の工事となった。
最近は電気で動く住宅設備が多いので、配線・配管も写真のようにたくさんの量になる。

釘・ビス・金物類

釘・ビス・金物類

木組

耐震や耐風などの建物強度をちゃんと確保しようと思うと、構造部材を止め付ける釘・ビス・金物なども使用ヶ所に応じた規格にかなったものを使用する必要がある。ひと昔前のように、とりあえずは大工の感覚に任せて相応のものを・・・という訳にはいかない。
釘やビスはドンドンと性能に優れたものが出て来て、それなりに大工の手数が減って使い勝手は良くなっている。しかし、新商品の知識と構造的な知識が常に更新されていくので、追いつくのが大変。