今日の現場からdiary

古民家の改修 / 印南町

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設備配管の防水処理

設備配管の防水処理

造作

設備配管を外部へ出す場合、防水層を貫通することになります。
適切な処理を行わなければ雨漏れや壁体内結露の原因になるので意識的に防水処理を行います。
外部に出ている配管の廻りは入念に防水テープを貼り付けて外壁の防水・気密を確保します。

電気設備・配線工事

電気設備・配線工事

造作

電気設備の配線工事が進んでいます。
スイッチやコンセント、照明器具の配線などなど・・・諸々の配線・配管類を下地の段階で壁体内に仕込んでいます。
分電盤を設置する壁には大変多くの配線・配管類が集まるので、工事の邪魔にならないように一つに束ねています。

間仕切り壁

間仕切り壁

造作

床はまだ下地の状態ですが、この時点で進めるのは間仕切り壁です。
間仕切り壁と床の取り付き部分も隙間風の原因となる事があるので注意します。
壁の下地にはラス板(T=12)を30センチごとに取り付けて、壁の補強とします。
ほとんどのヶ所の敷居・鴨居などの造作工事もこの時点で終えています。

気密チェック

気密チェック

造作

気密工事で特に気を付けたいのは設備配管・配線の気密層貫通部です。
大工が懸命に気密工事をしたところに、設備がせっせと穴を開けて配管を通す・・・などということがないように、現場では意思の疎通を徹底します。
小さな隙間は発泡ウレタンなどで丁寧に塞ぎます。

床下の断熱・気密工事

床下の断熱・気密工事

造作

古民家の弱点は、断熱・気密の性能が弱い(時にはほとんどない)ところです。
改修工事に当たってもそこのところを強化します。
写真は床断熱の様子。断熱・気密層は根太の下にあります。
床暖房を入れるヶ所は、根太間にも断熱材を充填して熱が床下に逃げてしまうのを防止します。

屋内設備工事

屋内設備工事

造作

屋内の床張りに先行して、電気・給排水の設備工事が進んでいます。
キッチンセットの据え付け位置に合わせて給水・給湯・排水などの各配管を立ち上げました。
電気配線などは、旧来のものをほとんど撤去して新しいものに替えています。最近の建物では、驚くほどに電気設備が増えていますので、大元の分電盤から入れ替えになります。

外壁・木製建具枠

外壁・木製建具枠

造作

今回の改修工事の目玉であります、中庭に面した木製の引き込み大開口の枠が取り付きました。敷居・鴨居ともに奥行き15センチほどの大きな建具枠です。
材料はどれも地元の桧材。目の込んだ良材が選ばれています。
外壁の開口部では、後は玄関の木製建具枠の建て込みを残すのみとなっています。

外壁通気工事

外壁通気工事

造作

外壁には、断熱・気密層の外側に通気層を確保します。特に窓枠廻りなどは、開口部に通気を妨げられることのないように注意しながら施工します。
通気が上手く機能しないと、屋内や壁体内の湿気を排出することが出来ず、カビや木材の腐りの原因を作ってしまうことになります。
今回の外壁仕上げは杉板の縦張り(目板張り)となりますので、通気桟は縦横の二重組です。

床組み新設

床組み新設

造作

改装部分の床組みは新設しました。
束には後の調整が効くように鋼製束を採用しています。
土間部分にコンクリートが打設されていますので、湿気の心配がなく、床下地の施工は土が見えていた以前よりは楽なようです。

外断熱工事

外断熱工事

造作

土塗り壁のメリットは調湿性能が高いところ、デメリットは断熱性能が低いところ・・・という話は以前に書きましたが、その断熱性能を補うために柱と梁の外側に断熱材を取り付けます。
外部の断熱・気密がしっかりしていて、内部に充分な調湿層を確保するのは、快適な室内を造るときにとても大事なことです。