今日の現場からdiary

土間でつながる家

  • 住宅
  • 2階建て
手すり本棚

手すり本棚

造作

2階・階段ホールの腰壁は、通常腰切りまでの手すり壁になる事が多い。
それではもったいないし、風も通らない。そこで、壁の厚みを利用して本棚を設えた。
あまり大きな本は置けないが、文庫本程度なら望外の収納力を発揮する。

子供室の壁

子供室の壁

造作

子供室の壁も板張りとすることが多い。
断熱・調湿機能が高い上にとてもタフな板材(杉板)には向く用途であると思う。
ビスやピン・テープなどの使用も可能で少々の衝撃ではびくともしない。

杉板張り

杉板張り

造作

押入・物入れや水廻りなどの湿気がこもりがちなところでは杉板を仕上げ材として使うことが多い。
杉や桐などの木材は断熱や調湿の性能に優れているので、昔からタンスなどにも使われてきた材料である。
段板をスノコ状にしたり壁面に桟を付けるのは、空気の移動を促し、湿気を滞らせないための工夫である。
ちなみに、この場所は竣工まで大工の道具置きとして利用されることが多い。

玄関巾木

玄関巾木

造作

玄関土間部分は基礎コンクリート部分の断熱などもかさみ、上部と下部の壁仕上げの出巾が違うことが多い。
勝手口や物入れなどで簡単に済ませたいところは24ミリほどの見切り一本で区切ってしまうが、玄関などの重要部分では、通常の巾木(H=60ぐらい)の下部に框同様の高さを持つ玄関巾木を取り付けることが多い。

天井仕上げ

天井仕上げ

仕上

木の家の基本はあらわし構法。よって、柱や梁などの構造材はそのまま化粧で見えることになる。
天井は現在プラスターボードを張っている部分のみ和紙貼り仕上げ。
天井の懐(梁と天井との隙間)がないので、電線などの設備配線・配管は隠せるように計画的に配置する必要がある。

システムキッチン

システムキッチン

造作

いよいよ、システムキッチンが据わる。
内装の仕上げに準じて、設備機器も付き始めた。
システムキッチンには、木製の造り付けのキッチンより、メーカー選り抜きの専用の仕掛けが付く事が多い。
メンテなどの心配も少なくてすむかもしれない。

玄関式台

玄関式台

造作

玄関は、桧の三方挽き(前に丸みを残したもの)の框の下に桧の式台を付ける。
これも前面に丸みを残した、耳付きという仕上げの品物。
2間の長さがあるので、適所で下部に支えを入れて、靴などが下に突っ込めるように取り付ける。

室内仕上げを選ぶ

室内仕上げを選ぶ

造作

いよいよ、室内各部の仕上げ材を選ぶ工程に進む。写真は壁に張る和紙を選んでいるところ。
仕上げ材はカタログなどでは微妙なニュアンスを掴みきれないため、必ず現場に持ち込んで、出来れば実際に使用するヶ所にあてがって最終決定をする。
和紙の場合には、あまりツルッとした単色のものより、少し凸凹やムラ・木の繊維などが残っているぐらいのものの方が狙いの質感が出ることが多い。

宅配ボックス

宅配ボックス

造作

通常は郵便受けを付けることが多いが、この住まいでは宅配ボックスを付けた。
写真の機能ポールの下の方に荷物を受け取る大きな箱が付いている。
最近はネットでの買い物が普通になってきているので、これから重宝される品物であろう。

アルミベランダ

アルミベランダ

造作

ベランダは下に部屋があるヶ所に付けないように工夫している。
下に部屋がある場合には、床を防水仕上げしなければならないが、木造建物の防水は構造体が動くので耐久性に問題が出ることが多い。
出来るだけ、屋根の上にスノコ状のものを乗せるか、独立した足で立つアルミの品物を選ぶようにしている。