今日の現場からdiary

家族と成長する家

  • 住宅
  • 2階建て
竣工

竣工

完成

紀ノ川沿いの暖かい日だまりに木の香り豊かな住まいが完成した。
玄関は大きな木製の引き込み戸。その空間を仲立ちに、中と外がつながる個性的な住まいである。
無事の竣工を、工事に関係頂いた全ての皆様に感謝します。
住まい手ご家族の皆様、清々しい空気感のこの住まいで、個性的な暮らしをお楽しみください。
どうかいつまでもお健やかに・・・。

蓄熱暖房機(暖吉くん)

蓄熱暖房機(暖吉くん)

仕上

大空間や吹き抜けを室内で計画したときには、空調計画をともに考える必要がある。冷房はまだしも暖房は特に気を使う必要がある。
この住まいで選択したのは、深夜電力で蓄熱レンガを暖める蓄熱暖房機(暖吉くん)。
暖かい和歌山ではあまり聞かないが、寒い地方では人気が高く発売元もとびきり寒い地方の北海道電力(最近は外部製作になっているらしい)である。
一度スイッチを入れると後は操作フリー。深夜に熱をため込んで朝一番から暖かい。室内の空気を汚すこともない。

完成検査

完成検査

仕上

工事も完成に近づいたところで公的な完成検査を受ける。
構造的な検査は中間検査で合格済なので、浄化槽をはじめとする各設備類、24時間給排気に関係する給気口・排気設備、各所の仕上げなどが主な審査対象となる。
もちろん、何ごともなく合格。ひとつの区切りが付いた。

造り付け家具

造り付け家具

仕上

この住まいではほとんどの家具を造り付けた。材料は地場産の杉・桧。
写真は食器棚。大きなカウンターの上にはよく使う食器類、下は目隠しの戸を付けて各種の収納となる。棚類は基本、可動(動かせるように)にしている。
設計段階で打ち合わせ、制作前に再度の打ち合わせを行ってから造り始める。世界にひとつだけのオリジナルの家具である。

ステンドグラス

ステンドグラス

仕上

木製建具には、特に住まい手が気に入ったステンドグラスを支給いただき埋め込んだ。
ステンドグラスは各部屋ごとに違った表情をのぞかせてくれる。
造り付けの無垢の木製建具の良さがさらに引き立つ。

木製建具

木製建具

仕上

室内の木製建具が建て込まれた。
建具は全て龍神産の杉・桧材で出来ている。
外側の枠廻りが桧、中に建て込んだ赤い板が杉である。
無垢材で出来た建具は木の香りしかしない。フラッシュ戸(合板で裏表を張った建具)では薬品臭(たぶんノリのニオイ)が取り除けないので、香りがまるで違う。

2連木製引き込み戸

2連木製引き込み戸

仕上

この住まいには大きな玄関土間がある。
土間は1.8メートル幅の木製引き込み戸2枚で開け放つことが出来る。
玄関土間・ポーチ・かど(家の前の庭)が一体となって家族の遊び場・憩いの場となる仕組み。
大きな引き込み戸(ガラス戸)にはもちろん網戸も雨戸も付く。

外構工事

外構工事

仕上

駐車場土間にはコンクリートを打って表面を洗い出し仕上げとする。
金コテで仕上げたのではタイヤ跡が付いて困るし、水に濡れるとタイヤが滑る。
上部にはアルミのカーポートを設えて、クルマから降りても雨に濡れないで勝手口に入れるように計画した。

和紙張り

和紙張り

仕上

室内仕上げの主なものは和紙である。
透湿抵抗が低く調湿の性能も併せ持つ和紙は室内仕上げに向く材料である。
真壁仕上げで半間ごとに区切られるときには継ぎ目の心配はないが、大壁仕上げで全体に張るときには和紙の伸び縮みする特性を考慮して重ね継手とする。

洗い出し仕上げ

洗い出し仕上げ

仕上

玄関土間やポーチの床仕上げは金錆砂利の洗い出し仕上げとした。
この住まいでは、玄関戸が木製の大型引き込み戸となっているので、真ちゅうレールが床に埋め込まれている。
狭いレールの間を洗い出すのは大変らしく、左官も座り込んでの丁寧作業である。
おかげで、敷居の金錆石(磨き仕上げ)とも調和の取れた良い仕上げとなった。