今日の現場からdiary

古民家の改修 / 田辺市新庄町

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柱の建て込み

柱の建て込み

木組

新しい間取りに合わせて、必要箇所に新しい桧の柱を建て込みます。
旧の間取りは、外壁以外はほとんど内壁はありませんでしたから新鮮です。
新しい壁には貫も竹小舞も土塗り壁も入れませんので、代わりにあまり強くない筋交いを入れてバランスを取っています。

大引きの交換

大引きの交換

木組

土台長押と共に大引きも交換しました。既存のものは土台長押と同じく一方だけを真っ直ぐに挽いた丸太でしたが、今回は杉の角材です。
束も石から鋼製のものに変更しています。土間にコンクリート施工が出来たことと、高さ調整の効く束となったことで、床が随分としっかりすると思います。

土台長押交換 Ⅱ

土台長押交換 Ⅱ

木組

土台長押の交換作業が順調に進んでいます。
化粧部以外の既存土台長押は丸太の上部だけを真っ直ぐに挽いた、近年の物と比べて簡略化された造りでした。
新しい桧の平角の土台長押に交換されたことで、構造が一気にがっちりしたように感じます。

土台長押交換

土台長押交換

木組

痛んでいるものやシロアリの食害にあったもの、細くて不安だった土台長押などの交換作業が始まりました。
既存の柱が建っている状態から、仕口を加工してはめ込む…というのは難しいです。
昔のほぞ穴は埋木で塞ぎます。取付には仕口金物を使い、新しい土台長押を固定します。

土台改修

土台改修

木組

根継ぎ作業が完了しました。
北側外壁廻りの柱が特に痛んでいました。山が近いこと、日差しが悪いことなどで湿気が足元に溜まりやすい環境にあったことが原因のようです。
続いて土台兼根がらみの取り付けを行います。これで構造をしっかりさせつつ、壁仕上げの見切り材の役割を持たせます。

根接ぎ補修

根接ぎ補修

木組

日当たりが悪い部分は地面からの湿気が溜まりやすいです。
足元が腐っている柱もちらほら見受けられます。
そんな柱については根継ぎ作業を行い、腐っている部分だけを新しい材に取り換えます。

壁補修

壁補修

木組

今回の工事で壁になる部分に新しい柱を建て込んでいます。
新旧の材で色が違います。どれが新しい材で、どれが元からあった材なのかがよくわかります。
この部分の壁は、何十年か前に手を加えられたヶ所のようで、竹小舞も土壁もすでに入っていませんでした。断熱材も入っていませんでしたから寒かったことと思います。今回は壁をしっかりと造って、外断熱でスッポリと覆う予定です。

建方・補修作業

建方・補修作業

木組

縁側部分は土台下部が塞がれていましたが、今回束建ての足元が軽快な意匠に変更します。それに伴い新しい土台・束・束石(金錆割り肌)が取り付けられました。
下屋の既存柱も、経年の劣化・損傷が激しかったので新しい柱材に交換します。
建物全体のたてり起こし(傾きを治す作業)もこの時点から本格的にはじめます。

土間コンクリート打ちⅣ

土間コンクリート打ちⅣ

木組

土間コンクリートの打設が完了しました。表面も綺麗に仕上がっています。
これからは建て方と並行して、材の交換や痛んでいる箇所の補修作業へかかります。
まずは下屋部分の土台や柱から。

土間コンクリート打ちⅢ

土間コンクリート打ちⅢ

木組

床下の土間コンクリート打設を行いました。
これで地面からの湿気を遮断することが出来ます。
土間コンを打った後は、職人さんたちがコテで表面を綺麗に仕上げます。