今日の現場からdiary

豊中の家

  • 住宅
  • 民家型構法
  • 2階建
外壁コーナー

外壁コーナー

造作

外壁のコーナー部分はR(丸み)加工し、柔らかい表情に仕上げる。
土や石などの自然素材は厚みの表現ひとつで本物らしさが際立つので特に気を付けたい部分である。
ラス板などの下地を付ける時から、可能な限り大きなR(丸み)を造り出せるように工夫してもらった。

外壁下塗り

外壁下塗り

造作

外壁(シラス壁)の下塗りが始まった。
専用の透湿防水シートと金属のラス網の他に、下塗り時にもう1枚の樹脂の網を塗り込む。
湿式の塗り壁は乾くと(水分が抜けると)クラックが出ることがある。素材を変えての複数のラスの塗り込みはその対策である。

防水工事

防水工事

造作

外壁木部の取り合いなどから防水工事(コーキング)が始まる。
写真は南側の大型木製引き戸の敷居で隠れてしまう場所。後での処置が難しいので先に手がける。
木部は粘着が弱いので、下地の処理やバックアップ材には特に気を使う。

床板張り

床板張り

造作

1階各室の床板張りが始まる。写真は寝室のもの。
使っているのは赤松の無垢材。節なしの柾目板、色はあえて源平(赤味・白味の混じり)とした。
新建材のフローリングとは異なり、1枚1枚の手張り作業となる。大工の腕が試されるところ。

南側・大型木製引き込み戸の敷居

南側・大型木製引き込み戸の敷居

造作

南側に付く幅4間の大開口の敷居も錆御影で造る、表面は磨き仕上げ。
6枚もの木製戸(ガラス戸・網戸・雨戸)を引き込むので幅30センチを超える大きな敷居。
木部との取り合いは万一の水の侵入に備えて、石の下に防水処理を施している。
レール溝には建具を建て込む折にステンレスのレールをはめ込む。

玄関敷居

玄関敷居

造作

玄関戸は住まい手が各地を探し歩いて見つけた特にお気に入りの木製蔵戸。
高さ2メートルほど、幅は1メートルを越え、厚み9センチに迫る品物。
重みに充分耐えるように敷居は硬い錆御影の厚物、表面は磨き仕上げ。
枠類の下部も水を吸って腐りなどしないように、敷居と同じ錆御影の磨いたもので造った。

防水層の貫通 Ⅱ

防水層の貫通 Ⅱ

造作

外壁の防水は二段構え。今回は直接外気にさらされる外壁面の防水層。
先日ご紹介したのはこの層と通気層を挟んで一段奥にある防水層。
雨水の浸入はすぐに気が付かないことも多い。長い月日を経て気付いたのでは内部の構造材(柱や梁)にまで被害が及んでいることも少なくない。万が一には、すぎるぐらいの神経を使っても損はない。

シラス壁下地 Ⅱ

シラス壁下地 Ⅱ

造作

専用の透湿防水シートの上に、専用のラス網を丁寧に取り付けてシラスそとん壁の下地(白く見える壁の部分)が出来る。
この時点では外壁の防水は(開口部のコーキングなどをのぞいて)ほぼ出来上がっている状態。
中央の開口は1、2階そろいの木製引き込み戸がはいる大開口。

換気棟

換気棟

造作

大屋根の換気棟。
屋根面は壁の約3倍の熱量を受ける。夏場の強い陽差しなどで熱くなってしまうと断熱に大量の材料が必要になる。そこで屋根(壁にも)には野地板の下に通気層を設ける。通気層はクルマのエンジンを冷却するラジエターと同じ様に、屋根の温度を下げる。棟に付いているのは通気層の排気口。熱くなった空気は高いところに上がっていくので、一番高い棟部に排気口を取り付ける。給気口(吸込み口)は一番低い軒先。仕上げはカラーガルバリウム鋼板。

シラス壁下地

シラス壁下地

造作

外壁では外断熱・防水・通気工事ができたところから、仕上げのシラス壁の下地造りに入る。
シラス壁は火山灰を固めた塗り壁である。左官工事で丁寧に塗っていくことになるが、乾燥で収縮する塗り壁の場合下地が特に大切である。
ラス板(12ミリ厚の杉板)を15ミリほどの間隔を開けて通気桟に取り付ける。丁寧な仕事が出来映えに直結する・・・と心がけての作業である。