今日の現場からdiary

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外壁サイディング張り

外壁サイディング張り

造作

外壁は桧板とサイディングを張り分けるが、良く陽の当たるヶ所に張るのはサイディングの方。
大判のものを使って、サイディングの継ぎ目を少なくし、外壁が一様に見えるように施工して、仕上げにリシンを吹付け、塗り壁風に仕上げる。
表面が塗り仕上げのように立体感を伴って見えるよう、サイディングはあらかじめ凸凹のあるものを選んでいる。

壁通気金物

壁通気金物

造作

壁の通気層の最下部には、虫やネズミなどの侵入を防止するための金物を付ける。
使用しているのはガルバ鋼板の有孔板。作りがしっかりしているので、小動物の突破を許さない。
ほんの1センチほどの隙間でも、小さなネズミなどは中に入ってしまうため、細心の注意を持って隙間なく施工する事が肝要。

タタミ間 荒床施工

タタミ間 荒床施工

造作

根太が敷けたところから床板を敷く。写真はタタミ間の荒床施工。(タタミ下の床)
板間は2重根太として、断熱材も2重に仕込むが、タタミ間は、タタミ自体にも充分な断熱効果があるので、断熱材は1重で、荒床を施工しておく。
畳下の荒床に透湿抵抗の高い構造用合板などを使用すると湿気を呼ぶもとになるので、透湿性も調湿性もよい杉材を荒床の材料として用いる。
施工が終わるとすぐに養生・・・は仕事の基本。写真で見えるのは荒床(杉板)でなく、その上の養生板。

敷居・鴨居造作工事

敷居・鴨居造作工事

造作

床仕上げに先立って敷居・鴨居などの造作工事にかかる。いよいよ大工の腕の見せ所である。
造作材として使用するのは紀州材の桧。柾目の小節材であるが、節の部分は上手く建具溝などに隠していた。
部位ごとの基本加工は工場(大工小屋)で終えて、現場では調整と取付が主な作業である。

シスバス据付

シスバス据付

造作

住宅設備機器の中で一番最初に施工されるのはシステムバスである。今回はオールホーローのものを選択した。
このメーカーの品物は、しっかりとした架台の上に座るので、安心感が高い。
また、磁石が使えるので、棚や手すりなどを後付けしようと思った時にも手間無しである。

天井を張る

天井を張る

造作

府中の家の多くの天井は、屋根勾配のままに斜めに張り上げる。仕上げ材は龍神産の杉板である。
天然乾燥材であるので、色味が鮮やか。赤味と白太(赤い所と白い所)が入り交じって、変化の豊かな色合いの天井になった。
杉板は断熱性能とともに、調湿の性能にも優れ、室内の湿度を一定に保つのに大きな役割を果たす。湿気の多い日にはカラッと、乾燥の激しい日にはしっとりとした潤いを室内に与えてくれる天井材である。

壁断熱工事

壁断熱工事

造作

壁の断熱工事は本来、屋根・床の後になるが、この部分はシステムバスが座るヶ所なので、システムバスの据え付け工事に先行して断熱工事を行った。
使用するのは屋根・床と同じパーフェクトバリア。厚みは100ミリ、これに外壁下地の断熱ボードの12ミリを足して、合計で112ミリの断熱層。
パーフェクトバリアも外壁下地の断熱ボードも通気性が高いので、屋内が湿気ることはない。

床用断熱材

床用断熱材

造作

床用の断熱材は屋根用と同じパーフェクトバリアであるが、性能と施工性を考慮して板状に加工されている、ボードタイプと呼ばれるものを用意した。
30ミリと40ミリの2種類を重ねて70ミリの厚みである。断熱下地には36ミリの杉の厚板パネル(Jパネル)が施工されている。杉板も結構な断熱性能を持つので、床の断熱層は合計で106ミリとなる。

エアコンスリーブ

エアコンスリーブ

造作

エアコンのスリーブや電源は、できるだけ工事中に用意したい。
エアコンは、生活がはじまってから必要に応じて取り付ける、という方は多いが、その場合でも電源や冷媒用のスリーブは工事中に前もって施工しておきたい。一つは外壁面の防水をしっかりと行いたいためであり、もう一つは大事な構造体を傷つけないためでもある。
写真でも見えるように、スリーブを抜く位置は筋交いなどの重要な構造体に近いことが多く、構造体が見えなくなってからの施工では、大事な部分を傷つけてしまう恐れがあるためである。

設備床上配管・配線

設備床上配管・配線

造作

給排水工事では、床上の給水・給湯・排水の各配管が施工される。配水管などは太いので、壁納まりに注意が必要で、時に大工工事との調整・綿密な打ち合わせが必要になる。
電気工事でも、スイッチボックスなどの取り付けがはじまった。電気工事は大工工事の進捗に合わせて、床下の次には天井・壁と現場での作業が続く。一昔前とは比較にならないほどの電動器具の増加でますます大変になる職種である。